ロッカー103
ある日彼から電話が来た。
「詩織、悪い。今日会えないや。あのさ、いつもの駅のロッカーに鍵、入れといたから。暗証番号は記念日。分かるだろ?1月3日だから。」
学校で先生に呼び出されていた私は電話に出れず、何の鍵だかわからないままいつもの駅へと向かった。
「詩織、悪い。今日会えないや。あのさ、いつもの駅のロッカーに鍵、入れといたから。暗証番号は記念日。分かるだろ?1月3日だから。」
学校で先生に呼び出されていた私は電話に出れず、何の鍵だかわからないままいつもの駅へと向かった。