メール受信中
「みんなー♪こっちむいて〜♪」
みんな見ているのにわざと言ってみる。
「川嶋君…最愛のメイたんはお空に旅立ちます♪せぇぇええの!」
「やめろぉぉぉおお!」
私の声と川嶋君の声が重なる。私は川嶋君に笑みを見せてから…
メイたんを投げ出た。
「メイたんの冥福を祈りお手を合わせて下さいー♪」
そうすると、みんな手を合わせる。
いやな顔しながら…
んまぁ…目の前で人形が惨殺されたもんねー!
仕方ないか♪
ふふっ!楽しかったわ!
ガラッ
先生が入ってくる。
タイミングいい?
そうよね?
終わったと同時に入ってくるなんて……
…………いつものことだよ?先生もあたしに逆らえないもの。
あたし金持ちだから。
んで、わざと遅くはいってきてイジメを見ないようにしてる。
気づかないようにしてる。
詩織ときもそう。
お陰で楽しめるの。
誰も口出ししないからね!!
この世界は私が中心なんだ。