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ガラッと教室に入る
………みぃつけた♪
あたしの大好きな詩織ちゃん……
ダンっ
詩織の机に大きく手をつく。
詩織は一瞬ビビって顔をあげたがすぐに俯いた。
「昨日どぉしたの〜?あたし詩織がいなくて寂しかったょー?」
「………」
「黙ってないで何か言えよ不細工!」
「………す…すみません………」
いつものパターン。
これからいつもは教科書に落書きなどありきたりのことを本人の目の前でやるといういじめをするんだけど………
今日は違う。
昨日の夜面白いこと考えついちゃったんだ♪
チラッと私は視線を動かし確認をする。
やっぱり………
全てが予想通りである意味怖いみたいな☆
よし………今日も私の充実した1日が始まる…………ふふっ
「詩織!」
私はいきなり大声で詩織を呼んだ。目の前にいるのだがクラスのみんなが注目するようにわざと…………。
観客がいないとつまらないでしょう?
それからクイッと首を動かす。
詩織は私が首を動かした方を見た。
首を動かした先にはそう………………川嶋君♪