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次の日私は足に包帯を巻いていたが普通に学校へ登校した。
あれ?机……なんか多くなぁい?
それにあれは詩織が座っていた机…。
この前準備室に戻したはずなのになんであるの?
疑問に思いながら私は自分の机へつく。
私は朝が早いために教室には数人しかいなかった。
私と川嶋君と田中さんだけだった。
私は流石に川嶋君に聞くのは気まずいので田中さんに聞くことにした。
田中さん。
本名 田中琉架。
私はあんまり親しくないため田中さんとか田中とか呼んでる。
琉架とか男前な名前だか女。
顔は至って普通。
色黒で目が細い。
んまぁ……私に比べたらまだまだだけど普通にマシな子ね!!
性格は知らないけど!
興味ないし…(笑)
とりあえず机について聞かないと…。
「田中ー!あの机何なの?」
すると田中はめ鋭い目つきでこちらを見つめた。そしてゆっくりと口を開いた。
「さぁ……。そのうちわかるんじゃないんですか?陽菜様。あなたはあんな事件があったのに相変わらずですね。」
………。
はぁー!何コイツ!
生意気というより……何者?私を睨む地点で許せないのにこの口調。
それに相変わらずですねって……
コイツ………ケンカ売ってるの?
売られたケンカは買わないとね………。