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それからしばらくするとクラスの人達そして優歌がやってきた。
「陽菜さま!足大丈夫なんですか?」
優歌が教室にいる私を見つけて真っ先に飛び込んできた。
ちなみに優歌は私のお父さんが契約をしているとこの社長令嬢だ。
まぁ…うちの子会社だしうちの契約なかったらヤバいらしいし社長令嬢とはいえそこまで金持ちではないのだが…………
そういうこともあってかコイツはいつも私にくっついてくる。
しかも完全なる私の子分だし。
私の言ったことは何でも聞くやつ。
けど私は優歌が嫌ではない。
たしかにパシリみたいになるときはあるけど詩織みたくいじめないし自分的には一番可愛がってるつもりだし??
だから別に完全なる親分、子分って感じではないし、パシリでもないし……。
………難しい関係だな。けどまぁ友達だし?
あっ!そうだ★
優歌に田中いじめるって報告するんだったんだわ!
「優歌ぁ〜♪次のターゲット決めた♪」
私は上機嫌に言った。
すると優歌は一瞬青い顔をしたがすぐに作り笑いをした…。
コイツまだ詩織のことを気にしてるのか…。
そりゃあ自分達がいじめてた相手が呪いを残してすごい死に方したしね………。
まぁいいや。
どうせ優歌はあたしの決めたことに口答え出来ないし…♪
私は優歌のわかりやすい嫌だという合図を無視して話を続けた。