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「だって田中ムカつくし。あんたも昔言っていたじゃない?頑固だってだからいじめるの♪」
「けっ…けど詩織のことあったし大丈夫何ですか?」
優歌がオドオドした様子で聞いてきた。
まっ……そりゃあそうなるか……。
けどもういじめるって決めたし優歌だってあたしに逆らえないんだから。
「大丈夫!そんな誰もが人を呪えるはずがないじゃん!」
「そうですけど……」
「優歌…」
口答えする優歌をあたしはすごい目で睨んだ。
だってもう決めたことだもの。
それに優歌が逆らうなんて生意気。
私が睨むと優歌は
「そっそうですね!!あんなんするなんて詩織ぐらいですよね!それに田中生意気だし賛成です!」
だってさ。
流石優歌。
そんなに私の機嫌を損ねないようにして………
全く……。
まぁいいや。
今は田中よ!田中!
「そうそう!だから…田中を徹底的にいじめるよ!」
「けどなんでいきなり田中ですか?今まで一切関わってなかったじゃないですか?」
………。
そうだ!優歌のおかげで思い出したわ!
机よ!机!
忘れてた……。
優歌に机のこときかなきゃじゃない!
「優歌!それなんだけどさっあそこの机なに?」
私は優歌にいつものデカい声で聞いた。