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キーコンカンコーン
チャイムが鳴り周りのみんなは焦って席につく
今まではチャイムがなっても詩織のいじめを見てない振りするためにチャイム後すぐには教室に来なかった担任だがやっぱりすぐに来なかったため自殺という事件が起こったためか今日はチャイム直後に教室へきた。
私は辺りを見回した。
田中……いつの間に…
さっきまで田中は教室にいなかったのに。
ビビるわー(笑)
まぁいいや。
一時間目はっと………………英語か…
英語なら得意だしそれに英語の先生弱気だからサボったって大丈夫♪
そんなことを考えてるうちに朝のHRは終わった。
私は真っ先に田中のところへ行った。
「一時間目に屋上に来い。わかった?」
「わかりましたよ。」
コイツ本当にムカつく。ニヤニヤ笑いながらあたしを見下してるような感じがした。
あんたが私に勝てる訳ないじゃない。
口には出さなかったが舌打ちを田中にして自分の席についた。
それを見て真っ先に優歌があたしの席にとんできた。
「流石陽菜様!さっそく呼び出しですね!」
目をキラキラさせて私に話してきた。
「まぁね」
素っ気なく返してしまった。
しかし今は楽しんでる場合じゃないんだ。