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……あった
私はあるものを取り出した
サバイバルようの小さなナイフ

「言わないと刺すよ」

「またこんなものを………あんたみたいな意気地なしが殺せるはずがないのに」

頭にきた
意気地なし？
あたしが意気地なしなはずがないでしょ？

キレたあたしはツカツカと田中に近づく
そしてナイフを首に当てた

「私だって人を殺せるんだからね…」

私が力を入れたら田中の首からは多分鮮明な血が出るだろう

ムカつく
だけどまだ殺さない
なぜ机が見えるのかを聞かなくてはならないのだ。

「死ぬのは怖い？怖いよね？だから早く話してくれないかな？」

そう私が告げると田中はあたしを睨んできた

まだ逆らう気
それなら………………………………………