決して恋ではありません。
「どうしたん?こんな時間に。」
正直、こんな時間にメグに会えるなんて思ってもなかったから、嬉しかった。
でも何故だか、赤いリボンで結んだ小さい袋を持っていた…。
―――まさか…?
「それ、真司へのチョコ?」
恐る恐る聞いてみた。
真司は俺の弟で、何故だかモテる。
しかも、メグと同い年。
ってかメグ、真司の事好きやったんや。
まだ13日やけど。
なんや。
ははは。
………。