Sky Rain ~ 未来は輝く~

それから、私たちはくだらない話をしながら歩いた。

お互い、昨日の話題に触れないように気を使いながら。

しばらく歩くと、何もない緑ばかりの公園に着いた。

『ここが希望の思い出の場所?』

「うん、よく母さんと来てたんだ。」

『そうなんだ...』

私は、それ以上言えなかった。

だって、希望が真剣な顔をしてるんだもん。




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