Sky Rain ~ 未来は輝く~

ぎゃーぎゃー言ってる2人を見ているうちに、もう15分が経っていた。

遥希も気付いたらしく、2人の喧嘩を止めた。


「おい、電車に遅れるから行くぞ。」

侑未と希望は、まだ何か言いたそうな顔をしてるけど、電車に遅れてしまうから遥希の後を黙って着いて行く。

2人の喧嘩といっても、ほとんど侑未が希望を責める形だったから、少し傷ついたのか何も喋らない希望。

そんな様子を見て、侑未は満足そうだった。

なんだか、2人を見ていると笑いが込み上げてくる。


あぁ、楽しいな。
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