Sky Rain ~ 未来は輝く~
〝あんたも、油断してるとそいつにいじめられるよ〟
私は、その言葉が頭から離れなくて立ち尽くしていると、侑未に手を引っ張られマックへと向かった。
マックに着いたとたん、希望たちも引っ張りすぐに外に出て行く。
私は、侑未は前の学校の事を黙っていたことを怒ってるんだと思った。
テンション高く来たショッピングモールも、足早と出て行く私たち。
いつもお喋りな侑未が一言も喋らない。
そんな侑未に引っ張られながら来たのは、小さな公園だった。
すると、急に振り向き話始めた。
「あ~ムカついた。何なの、あいつ等!」
『ごめんね。』
あれは、私が全て悪いんだ。
ごめんね、侑未。
私が謝ると、黙ってしまった侑未。
何も知らない希望と遥希は、空気を呼んで黙っている。