Sky Rain ~ 未来は輝く~
沈黙が続き、私はどうしたらいいか分からなかった。
どうして希望は泣いてたのだろう。
私は、いつもの希望からは想像できなかった今の姿に、すごく動揺していた。
「お前...」
希望の視線は、私の手首に向けられていた。
自分の手首を見てみると、血だらけだった。
それに、右手までもが血だらけで惨めな姿な私。
そりゃ、びっくりするよね。
血だらけで屋上に来てたら、飛び降りようとしてた事なんて、誰が見ても分かるよ。