大嫌いだって愛しい
別に悲しくはない
そりゃあ少しは辛いけど
「あっ尚也おかえりー」
ドアの前で突っ立っていた俺に気が付いたひかるが視線を向けた
「ほら、アイス」
少し不機嫌めに袋を渡した俺にさえひかる気にする事なくソファーへ戻った
まぢで何で俺こんな女好きなんだろう
ましてや自分じゃない男を好きな女なんて…と、少し自信をなくす
「あ!!チロリチョコだ!!尚也が買ってきてくれたの?」
「あ?あぁ」
そういやぁ買ったなとか思う