大嫌いだって愛しい
しばらくグダグダしていた私と尚也だけど、
時計の針が7時半を差した時
「始めるぞ」
優の合図で私達は下の溜まり場へ下りた。
溜まり場の奴らは
バイクや車をキレイに並べていて
私達が来ると一斉にあいさつをする。
それがいつもの集会光景
集会では、この一週間で不振なことがなかったかを報告する
最近の街は 何も無さ過ぎて逆に怪しいぐらい…
いつ何が起きるか分からない状態で
私達は油断さえできない