大嫌いだって愛しい



でも私が街に出た時には

すでに事は起きていたんだ…ー






やたら静かな夜の街



今までこんな事はない。



「ひかるさん…これっていったい」




いつもどうり輝いているのに




音がしない街は

まばらにしか人がいない



それもただの一般人、




いつもは賑やかに暴れ狂う奴らがいない




そして見回りにだした爽龍の奴らも…



「陸斗、あんたは東側を見てきて。私は西に行く」




「え…でも」






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