大嫌いだって愛しい



「こ…こんにちは」



遠慮がちに答えた女の子


あれ?


もしや私ビビられてる?



「ずいぶん可愛い子つれてんな陸斗、どう?これから俺と遊ばない?」



ニヤリと笑った尚也は
陸斗をさえぎって女の子をまじまじと見た。




女の子は尚也に見つめられて頬をポッとピンクに染める。



まぁ尚也は馬鹿だけと
顔だけは良いからね、



でも、ちょっと顔近すぎじゃない



「ちょっ『尚也さん誘惑しないで下さい』




注意をしようとした私をさえぎったのは陸斗




< 69 / 281 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop