大嫌いだって愛しい



テキパキと次から次へ

料理をこなす陸斗



きっと私には出来ない技だと思う




凄いなぁ

こりゃモテるわけだよな。


この前の女の子とは
どうなったのかな



頬杖をつきらながら
ガン見していた私に気付いたらしい陸斗は




「そんなにお腹へってるんですか?後少しだから待ってて下さいね」




「ん~」




まるで子供をなだめるかのようにニッコリと笑った。







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