貴方しか愛せない





「もう…
大丈夫…だよね…っ??」


「大丈夫だよ…
ありがとう…っ」




紅葉に嘘…
ついちゃった…




全然大丈夫じゃない




でも、紅葉には先生の事は言っていない。

とゆうより言うつもりも、全くない…




変な心配かけたくないしな…




「今度は、絶対連絡してよね…っ」


「はいはい…っ」




『キーンコーン カーンコーン』




話が終ると、予鈴が鳴った




「あ…
私…席、戻るねっ」




紅葉はそう言って私の席から少し離れた自分の席に戻った




どうしよ…


帰りたい…


会いたくない…


“あの人に…”




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