貴方しか愛せない
自分でも、顔色が段々悪くなっていくのがわかる…
会えない…
会ったらまた…
泣いてしまいそうだ…
教室はだいぶ、うるさいのに、先生の段々近づいてくる足音はしっかりと私の耳に聞こえてくる
付き合ってた時は、この音がとても愛しかった
早く会いたい
顔が見たい
声が聞きたい
そんな事ばかり考えていて嬉しかった
――…でも今は…??
会いたくない…
また、迷惑かけちゃう…
別れたくない…
こんな気持ちしか出てこない…
多少涙が溢れそうになったから、下を向いた
“会いたくない…”