貴方しか愛せない
一条くんは私の手を引っ張っりながら教室を出た
その時…
「チャイム鳴ってるぞー…
どこ行く気だァ??」
先生に出くわした…
── 最悪だ…
結局会うはめになるんだ…
しかも…こんな状況で…
先生は、
一条くんに掴まれている方の手を見た
「なにー…??
お前等そーゆー関係??」
先生は、笑いながら冷やかした…
今にも泣きそうだった…
いつもなら、少し不機嫌になるのに…
笑わないのに…
どうして…??
ドウシテ アナタハ ワラッテイルノ??