手と手


…絶対見てた事気づいてるよね
うはぁ〜…最悪だああ。


「ま、どんまい!(笑)」


「何がどんまいなの?」

不意に後ろからあたしが
大好きな声が聞こえる。

「優翔!!!!!」

いつの間にここまで
来たのだろうか?
急いで来たのか息を切らしてる


そんなに急いで、
何の用だろうか

「何?どうしたの?部活は?」



タタッ

優翔は走り出したと思うと
あたしは優翔の香りな包まれた


「みてんなよ…カッコ
つかねぇじゃん。」


サッカー部のみんなは上手すぎで
俺なんか全然ダメだ…
七果にダサいとこしか見せらんねー


「カッコつけたいじゃん
七果の前ぐらい」


キザいセリフをはく
優翔から離れたあたし。


「あたしは、一生懸命な
優翔が好き。カッコなんて…

つけなくて良いんだよ?」
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