手と手
2


「なーなーかー!!!」

登校して早々、同じクラスのみづが
あたしに抱きついてくる。

井出 美月 同じクラスの親友★

「んにー?朝から何さあ」

「へへへぇ、昨日先輩からメール来たのぉ」

みづは一個上の野球部の先輩と付き合ってる。
結構かっこいいのだよ(笑)
なかなか幸せなご様子で。

「よかったねぇ~…ぁ」

そのとき、あたしの横を渡邉君が通った

「ちょ、ねぇ!!」
咄嗟に呼び止めるあたし。

「ぁっ?」
…ぁっ?って…;;
ど、どうする??

「あの、昨日はどうも…」

「昨日…?ぁ、ぁあ。別に?優翔がどんな
反応するか見たかっただけ(笑)お前のためじゃねぇよ?笑」

「…はぁ;?」


「別にお礼言われるほどのことしてねぇし。
そんなに二人になれて嬉しかった?爆」

「ちょ、そんな意味じゃ!!」


この人うっぜーーーー!!
なんなんだ、この糞部長!!

ありえなぁぁい!!!!


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