real voice.[短]






私は
屋上に来ていた。





「はぁー、帰るの嫌だな。」




屋上のコンクリートに
寝そべった。


家に帰ったら、
両親に叱られる


嫌な事ばかり
考える。


「はぁ...」


空は広く
雲は止まることなく
流れていく...



私は思った。


「死んだ方が楽かも。」って...、




私は柵を越えた。



一歩踏み出せば
余裕で落ちる。




ユラユラ....


.
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