僕の彼女は苺味
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・‥‥……――――
ピーンポーン……―――
休日の朝、部屋中に鳴り響く外からの呼び出し音に急ぐことなく体を起こし、時計を見ると午前9時。
もう少し寝かせてくれてもいいんじゃない?
ピーンポーン……―――
あー、もう。
分かったから。
玄関に並べられた靴の内一つに足を入れて、かかとを踏んだままドアを開ける。
「えと……、おはようございます。」
…………………………。
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