汚いエッセイ
腹が減ったよ。ゆっくり歩くってのもつらい。

帰り道のレストランを覗いた。ゆっくり眺めた。一瞬だけ立ち止まった。

散髪屋を覗いた。別に何にもない。

気がつくと、4人の魔女が背後にいた。あっという間に追い越された。空で月が笑っていた。



俺はゆっくり歩いた。無関心を気どっても、ドキドキする。

なぜなら、後ろから自転車が近づいてる音がするからさ。あの子かと思った。

そうであってほしいと願った。
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