汚いエッセイ
時代劇のようなセットは、日本風の障子や畳などで構成されていて、舞をいっそう引き立てている。

その人は着物をまとい、おしろいと紅をして、手慣れた様子で扇子を扱う。

鋭く光るその二つの瞳に、俺は知的な何かを感じずにはいられない。


その人は舞っていた。

殿様とその家来、その他もろもろの女性タレント達の前で。


舞が終わったら、一言も喋らず、礼をして立ち去った。


解説によると、その人は男らしい。いわゆる女形とか言うやつなのかな。よく知らないけどね。


しかも14歳らしい。
なんてこった( ´△`)
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