汚いエッセイ
俺はちょっと変なのかもしれないな。

テレビを見ていた時の俺の顔は、よっぽど間抜けだったに違いない。

ま、知らないけど。


もちろん俺は女が好き。

けどひょっとしたら、両性愛の気があるのかもしれない。

そういえば、キスしても構わないって、一度だけある男に対して想ったこともあるしさ。


悩める年頃、ってやつなのかね。

実際のところ、よくわからない。



俺は舞う14歳の少年の姿を、頭の中に思い浮かべた。

彼女の知的な瞳は、そんな俺の全てを、まるで知っているかのようだった。
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