意地悪な先生に恋
屋上の重い扉を開けると、すぐそこに先生が居た。
「先生かっこいいね。」
そう言うと、先生は赤くなった。
そうゆうとこも、かわいくて好き。
誰も居なくて良かった。
「なんで来なかったんだ?」
行ったよ。
先生のクラスの前までだけど。
「思ったより忙しくて!行けなかった。ごめんね?」
先生はそれだけで怒ったりしない。
「そっかぁ…残念だったな。」
先生はやっぱり気付いてない。
「先生…会いたかった。」
私の本音。
私を優しく包み込むような先生のぬくもり。
一気に安心した。