意地悪な先生に恋
ぎゅっと力がこもる。
どこにも行かないでって想いを込めて抱きしめ合う。
それに答えるように強く抱きしめ返してくれた。
部屋の外側からは賑やかな笑い声。
いつか見つかっちゃうんじゃないかってドキドキした。
「先生好き。」
「うん。…もっと。」
先生のかわいいとこ。
「……大好き。」
「うん。もっとでっかいやつがいい。」
もうこれ以上ないよ?
「……愛してる…。」
先生は私の頭を撫でながら
少し笑って
「俺も愛してるよ。」
そうやって言ってくれた。
やっぱり、先生が一番好き。