意地悪な先生に恋



「今日は早く終わるから、送って行く。」






嬉しくて、嬉しくて


幸せで、幸せで





一生分の幸せを今使い果たした気分。





先生から、離れられなくなる。






「ありがとう。先生」





「…礼。」




両手を広げて先生は私を呼ぶ。





先生に近づくと引き寄せられた。





ぎゅうっと抱きしめてくれる先生。




「ずっと、こうしたかった…。」





私の肩に顎を乗せる。






「先生…どこ行くの?」


「ん〜、二人だけになれるとこ?」






私の為にそうゆうのをちゃんと考えてくれるとこも大好きだよ。






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