意地悪な先生に恋


「ちょっ…!先生、誰かに見つかっちゃうよ!」





まだ学校からあんまり離れてない。





「やば、あんまり礼が可愛かったから…つい。」




いつもより可愛いって言ってくれる先生。




二人きりだからかな?






「礼…」



「ん?」




急に私を呼んだ先生の方を向くと、ちゅっと音の鳴るだけのキスをされた。




先生とのキスは、なかなか慣れない。




ドキドキして
きゅん死にしそうだよ。





先生とのキスのドキドキと、
誰かに見つかるんじゃないかっていうドキドキが交ざり合う。





だんだん激しさを増すキス。




声が漏れそうだった。






「声、我慢しなくていいよ…。」





そんな事いわれちゃうと、
もう我慢できないよ…。





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