意地悪な先生に恋
先生との時間はどんどん過ぎていく。
「もうこんな時間かぁ。」
先生も帰りたくないって思ってくれてるの?
「帰りたくねぇな。」
先生も同じ様に思ってくれていた。
「帰りたくないね…でもお母さん心配するし…」
「そうだよな。じゃ、ゆっくり帰るか。」
寂しいけど
「うん。」
私がもっと大人だったら、もっと先生と居られる時間あったのかな?
なんて事を先生に話すと
「礼がもっと大人だったら俺たち出会えねぇじゃん。」
そんな泣ける様な素敵な言葉をくれた。
「そうだね。ありがとう。」
先生を好きになって良かったって、心から思った。