意地悪な先生に恋


「そんなこと気にすんなよ。」



「うん、ありがと。」



「いつ退院できんの?」


「明日にはもう退院できるって。」




その言葉に安心した。





じゃあ俺は…礼のご両親に挨拶してこようかな…。





「礼のご両親は今どこ?」



「なんで?」




すっげぇ緊張するんだけど



「ちょっと挨拶してこようかなと…」



「…そっかぁ、きっとお母さんもお父さんも下の食堂に居るんじゃないかな…。先生、私たちが付き合ってる事も言うの?」



「うん。いつかは言わないといけない事だし…礼とはいつか結婚も…なぁ?」




そう言うと顔を赤くした礼。




すっげぇかわいかった。





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