意地悪な先生に恋
先生の笑顔
二時間目の休み時間。
廊下を歩いていたら、前の方から私の大好きな先生が歩いて来る。
先生は私に気が付かないみたい。
「先生〜っ!!」
走って駆け寄る。
あれ?
先生、眼鏡してない!
かっこよすぎるよ…。
先生を好きな子がもっと増えちゃうじゃん。
「そんなに走るなよ!転けたら危ないだろ?」
へへへっと笑ってごまかす私。
「で、俺に何か用?」
用事がなくても先生はもう来るなとは言わなくなった。
私だけじゃないんだけどね。
「ううん。先生と話したかっただけ!そう言えば先生眼鏡してない!」
見えるのかな?
「あぁ眼鏡?あれだてだからいいんだ。」
だてだからいいんだ?
「先生だて眼鏡だったの?知らなかったぁ。」
先生の事を知れてかなり嬉しい。