意地悪な先生に恋
私たちの教室がある校舎の向かい側に、先生が居る部屋の校舎がある。
調度私たちの教室と同じ高さで、私はいつも窓から先生の部屋の窓を眺めてた。
「先生今あそこに居るかなぁ?」
「居るんじゃない?」
そんな会話をしていると、不意に先生の部屋の窓が開いた。
「先生タバコ吸ってるぅ!」
「そりゃ、先生もタバコ吸うよ。息抜き、息抜き。」
「あ〜、かっこいい。先生かっこいいよ!」
先生はタバコの煙を青空に吐く。
「先生ぇ〜〜っ!」
おっきな声で先生を呼んだ。