意地悪な先生に恋


「先生、何か私に用ですか?」



近くにあったクルクル回る椅子に座ってる私と


窓を開けて寄りかかって話しをする先生。




自然なこの感じがすごく好き。





「んー、バレンタインのさ…お返しをって考えてたんだけど、何が嬉しいのか分かんなくて…。」



え?



「他の女の子たちには…もうお返ししたんじゃないの?」



「そうなんだけど…。」


「うん。」



「何か、城内は…別な気がして…。」




…私は、別?


何か、嬉しい響き。




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