意地悪な先生に恋
「何か用意しようと思ったんだけど、出来なかったから、何かリクエストして。」
先生、
何で私は別なの?
そればかり気になる私。
「先生、何で私は別なの?」
先生は困ってるのか、
んー、と考えながら首を傾げてる。
そんな先生がかわいい。
「もうさ、ダメだって分かってんだけど…。」
「うん。」
「笑ったとこが可愛いなぁとか」
「うん…。」
「声が好きだなぁとか」
「ぅん…。」
「友達大事にしてんなぁとか」
「………。」
「生徒と笑って話す楽しさってのをまた思い出させてくれたりだとか?」
誰の事言ってるんだろう。
って思う程、
その人の事を想ってゆっくり話す先生。