意地悪な先生に恋
ふと先生を見ると、
また先生と目が合った。
今度は頑張って笑ってみる。
そしたら先生も笑ってくれた。
幸せ過ぎるぅ〜っ!!
「あんたら何見つめ合ってんのぉ?」
春ちゃんにバレた。
「先生が笑ってって言ったから、先生に笑ったの。」
春ちゃんは私と先生の手紙のやり取りは知らない。
「え?いつそんな事言った?」
あ、やば…っ。
「えっと、そのぉ…手紙で?」
見せて!見せて!
とはしゃぐ春ちゃん。
まあ、いっか。
「はい。」
どんどん春ちゃんの
目の色が変わる。
小声で
「きゃ〜っ!!ラブラブじゃん!先生もなかなかやるなぁ!」
と、私の背中をバシバシ叩いた。