意地悪な先生に恋


「礼っ!ちょっと先生からかってみてもいい?」



「んー。先生怒んないかなぁ?」



「大丈夫だって!!」





すると春ちゃんは…






「先生!解んないです!教えて下さーい!」




高く手を挙げて先生を呼ぶ。




先生が来る間に春ちゃんは





問10:俺は礼を愛している。




と、ノートに書いた。




それを見た先生の顔は真っ赤!




「バカ!先生をからかうんじゃないっ!」




そう言って先生は春ちゃんの頭を教科書で叩く。



いいなぁ。春ちゃん…。




「ねぇ、先生あってる?」




春ちゃんはニヤニヤ。





「ま、まぁ…あってる。」




きゃあーーっ!!



と叫ぶ春ちゃん。




「静かに!!」



と、注意する先生。





すごくドキドキした瞬間だった。





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