HABIT

「俺は、水橋 侑斗。クラスは2-6。君は?」



あぁ。だからか。
どうりで見ない顔な訳だ。



学年が1つ上なら、顔もあまり見かけない。




今いるところは、1-3。
私のクラス。きっと、友達がこのクラスなんだろう。



「私は、佐藤 亜子です。ここのクラスです。」




「じゃあ亜子?俺以外の髪も触ろうとしたこととか、あるの?」



侑斗先輩は自分の髪を弄りながら聞いた。



私は思い出しながら答える。



「えっと、1人だけ...。」




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