変わる事のない想い
思い足取りで玄関に向かいドアを開けた

いつもよりドアが重く感じたのは俺の気持ちがしずんでいたからなのか…

「よっ翔!!」

少し開いたドアからのぞかせる顔、誰かと思えば10年らいの親友、歩夢だった

歩夢はまるで自分の家のようにつかつか入ってきて、リビングのソファーにごろんと寝転んだ

「んで俺になにか話すことないのか?」

はっ?なんだよっ!はなすことって!!

「ねぇよっお前は一体なんなんだよ」

「俺はお前の事なんでもわかるんだっ!隠したって無駄だなっ!さっさと吐いちゃえよ」

っていわれてもなあー話すことなんてないしなー

「あの公園のとこにいた女の子!」

ん?んんん?
俺の顔が真っ赤に染まった

「ははあんー図星だろー」

ってなんで女の子なんだよっ!意味わかんねえよ
俺がおかしい?いやっいつも通りだろー全くこいつはなにをいいだすんだか
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