君と歩いていく





でもまだどこに住むとか


細かいことは決めてなかった。








「やっぱ無理か・・・」




「えっ!?」




「まだ早いよな。」





あたしも圭介と一緒に暮らしたいよ。


帰る場所が一緒ならずっと一緒にいれるもん。


寂しさなんて感じないもん。






「親に聞いてみる。」



「あぁ。ごめんな。」



「ううん。嬉しいよ!」



「一緒に暮らせたらいいな。」



「うん。」






そう言って2人で沈む夕日を見た。







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