君と歩いていく



「寒いね。」




佑香の家を出ると真っ暗で


冷たい風が吹いていた。





「着るか?」



「ありがと。」




圭介と手をつないで一緒に帰る。






「見せ付けんなよ・・・・
 俺は寂しいんだ!!!」




「あっ。ごめんね・・・・」





「悪い。」






翔君のこと忘れてたよ~





でも圭介と離れたくないよ~






「いいよ!
 じゃ俺こっちだから。
 またな~」




「「じゃあね~」」










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