君と歩いていく
「落ち着いたか?」
「うん。ありがと。」
「なんかあったらいつでもメールしろよ!」
「わかった。」
「じゃな~」
直人は足を引きずりながら
去っていった・・・
圭介に話すべきなのかな・・・・
こんなあたしを許してくれるのかな・・・・
翔君はなんか知ってるみたいだったし。
翔君って態度にでるからね・・・
あー分かんないよ・・・
あたしはグラウンドを見つめながら
考えをめぐらせていた。
なにか気配を感じるまでは。