大好きだった君へ


あなたとの距離が開いてしまっても、遠くから、あなたを見てるだけで幸せだった―――。


だけど……
あの子が
あなたを好きだって。


アタシは言われた。
『応援してね』って。


アタシは断れなかった。『アタシも好きなの。』って言う勇気もなかった。



だから、忘れようとした。今なら、まだ、この気持ちをなかったことに出来ると思ったから。


でも、無理だった。

あの子が、
あなたの話をする度、心の中がモヤモヤして、
あなたがあの子と笑いあってるのを見る度、嫌だって思った。


< 3 / 9 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop