白い想い

「い、1個ありますね…」

「2個だ、ばーか」

「…ひっ」

女子とは思えない変な声を出したあたしの頭を先生がはたいた
触れられたところから、何だか熱が広がっていく気がした

あたしは息をのんで、先生に問いかけた

「…で、罰ゲームって何ですか?」

あたしがそう言うと先生は
またあの笑顔で笑った

嫌な予感…


手招きをしている先生の横に座って
何かと先生を見上げた

「…んっ」

いきなり唇が重なって
バランスを崩したあたしは床へと倒れた
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