白い想い
SecondDay
「ん…」
カーテンの間から漏れている
太陽の光が目にあたって
浅い眠りから現実に目覚めた
「ふぁ~っ」
ベッドの中で大きく背伸びすると
静かに起き上がった
まだ床に敷いた布団で寝ている先生を
起こさないように、あたしは静かに
洗面台へと向かった
「…ふ~」
顔を洗い終わって鏡をみると
目が赤く腫れていて、
今にも泣き出しそうな顔の自分がいた