白い想い

「…ぁ…いか?」

…へ?

先生の声が聞こえなくて聞きかえそうと顔をあげると心配そうにあたしを見る先生と目があった

恥ずかしくて目を話したいのに
このまま時間が止まっちゃえばいいのにって思うわがままな自分がいた

「きゃっ」

急に先生に抱えられてあせりながらも、嬉しくて泣きそうな自分もいた

「せ、せんせいっ!?」

先生の顔が近くて、ドキドキしながらも先生の名前を呼んだ

「どーして無理すんだよ!」

先生の初めて聞く大きな声に思わず体が固まる
だって…、話が読めない!

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