白い想い
そして考えは甘いものの
先生のことばに甘えて泊まらせてもらうことになった
…まさかこんなことになるとは思わなかったから
「はぁ~」
ザパーとあたしが入った分お湯こぼれていく湯船の中、あたしは大きく息をはいた
「お~い、そこのオッサンっぽい声だしてる女子~」
「ひゃっ」
ドアの向こうから、先生の声が聞こえて
思わず湯船に体を沈めた
「誰ものぞかねーから」
そう言って笑う先生のシルエットが見えた
「見せませんよ~だ!」